日本のゴジラが帰って来た!映画「シン・ゴジラ」のあらすじ&感想

      2017/05/12

2016年7月29日に公開された、庵野秀明総監督作品「シン・ゴジラ」

 

去年の日本映画界を震撼させ

興行収入82.5億円!
第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞含む7部門を受賞!

と日本映画界に名を残す輝かしい実績を残しました。

 

 

こんにちは。マーフィー(@oa95RePNhwaup1S)と言います(・ω・)ノ

本作は「ゴジラ」シリーズの第29作目にあたる作品で、前作の『FINAL WARS』から約12年ぶりとなる新作です。

全部で29作と中々の長編シリーズですね。

 

しかし、本作は過去のゴジラシリーズとは繋がりはなく、全く別の作品まさに「新」ゴジラとして作られたので、ゴジラを観たことがない人でも楽しめるので安心してください。

 

ちなみに私もゴジラ映画は今作が初めてなんですが、十分に楽しめました。

というか 予想をはるかに超えた大傑作でした!!

 

私は映画館で本作を鑑賞したのですが、正直内容を忘れてる部分が多くありました。

丁度DVD&BRレンタル開始したので改めて観なおしてみると
「あれ?こんなに面白かったっけ?」と思い

 

この映画の素晴らしさを皆さんにも伝えたくて

今回は映画「シン・ゴジラ」の紹介します。




 

映画『シン・ゴジラ』とは?

あらすじ

突如東京湾羽田沖の東京湾アクアラインで付近で巨大な水蒸気爆発が発生。その衝撃で東京湾アクアラインに浸水事故が発生した。

これを受け、官邸内では内閣総理大臣・大河内清次を始めとした各閣僚達が集まり緊急会議が行われた。会議内では「事故の原因は海底火山の噴火か大規模熱水噴出孔によるもの」という結論が出された。

しかし、内閣官房副長官の矢口蘭堂だけは「海底に棲息する未知の巨大不明生物による破壊」という可能性を言及するも、大河内総理や総理補佐官の赤坂秀樹らはそれを一笑に付した。

だがその直後、海面より長大な尻尾が跳ねる様子がテレビで報じられる。

そして東京湾から我々の前により強大な姿を現した……!!

やがて謎の巨大不明生物は鎌倉に上陸。普段と何も変わらない生活を送っていた人々の前に突然現れ、次々と街を破壊しながら日本大陸を進行する。

その巨大不明生物は“ゴジラ”と名付けられ、止まることのない進撃からついに政府はゴジラ駆除のサインを出し自衛隊が目標に向かい攻撃をしていくがまるで歯が立たない。

果たして人類の運命は…?

「シン・ゴジラ」のテーマは、
現在の日本に初めてゴジラが現れた時日本人はどう立ち向かうかです。

 

この映画の登場人物はゴジラについて何の知識もないので、
ある日突然私たちも未知の巨大生物に襲われるような感覚で観ることが出来ます。

 

と思っていたんですが、なんと本作は私たち民間人の描写がほとんどありません。
(※ 避難する人々、スマホで撮影している人々、報道番組のアナウンサー、薬品製造工場の関係者、逃げ遅れてマンションごと押し潰された家族くらいしか出てこない。)

というくらい思い切ったことをしました。

 

では本作は一体誰がメインで話が進むかと言うと

政府や自衛隊が、「実際に日本に巨大生物が現れたら、どのような対応を取るのか?」という部分に絞り

政府の閣僚から自衛隊の隊員など公務に携わる人間の視点のみで構成されています。




 

『シン・ゴジラ』が大ヒットした3つの理由

 

1、長年のファンが納得する従来のゴジラ映画

近年のゴジラは、「キングコングVSゴジラ」や「モスラVSゴジラ」や「ゴジラVSメカゴジラ」など、ゴジラと何か別の怪獣が戦うモンスターバトルと化し、最早初代ゴジラとはかけ離れた映画となっていました。

しかし、
本作は限定回帰して初代ゴジラを沸騰させるような素晴らしい出来栄えでした。

 

2014年公開のハリウッド版「GODZILLAゴジラ」は、酷評された1998年版「GODZILLA」への汚名返上はして絶賛されたものの

ゴジラVS他怪獣という図式は変わらずゴジラをにいたのに対して

本作は、ゴジラは本来敵であったことを忘れずに初心に戻り「ゴジラVS人間」の縮図を作り

日本のゴジラらしいずっしり感、惚れ惚れするほどの暴れっぷり、エンターテイメント性が溢れ、
水爆・核・放射能・人間・ゴジラという初代ゴジラが掲げていた本来のテーマも取り入れており、
初代ゴジラへの敬意が称されたオマージュも見られ従来のゴジラファンも歓喜する出来でありながら

 

「シン・ゴジラ」は初代ゴジラとは別物で、まさに現代の要素を取り入れた一つの新しいゴジラ映画となっていました。

 

※ちなみに「シン・ゴジラ」に出てくるゴジラは歴代最大のサイズです。

 

 

2、キャスト&スタッフの豪華さ

その圧倒的な豪華キャスト

 

「シン・ゴジラ」では、長谷川博己さん、竹野内豊さん、石原さとみさん、柄本明さん、大杉漣さん、平泉成さんなど豪華俳優が総勢328人集結。

 

その迫真の演技やゴジラへの対処を描いた政府の人間ドラマも、これまでのゴジラになかった演出として存分に評価されました。

 

さらに本作は、主演クラスや超ベテランクラスが沢山ちょい役で出演しています。
(それもほとんど1シーンのみの出演)

本当に全員把握するのも難しいくらいですw

 

※最初の民間人が逃げまとう中一瞬だけ映し出された前田敦子さん

 

総監督・脚本は「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明監督

 

 

本作の総監督を務めたのは「ふしぎの海のナディア」、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで有名な庵野秀明監督です。

「新世紀エヴァンゲリオン」と言えば1995年に放映されたアニメで社会現象ともなった超大ヒットアニメで、現在も、「エヴァンゲリオン新劇場版」シリーズが公開されるなど大人気です!
(シン・エヴァンゲリオンはまだか~)

今では考えられないけど、このアニメを午後18時30分というゴールデンタイムに放送するという驚きですw

 

つまり、「庵野秀明が作ったゴジラを観てみたい!」と言う声が大きく

観客の年齢層の順が20代が22.6%、50代が21.5%、30代が15.3%と20~30代(エヴァ世代)が多かったことからも、庵野さんパワーは絶大だったようです。

 

 

宮崎駿監督作品「風の谷のナウシカ」に出てくる巨神兵を描いたのが庵野さんというのはあまりにも有名な話ですよね。

あれについて庵野さんは「宮さんの指示に従って5カットにしたけど、7カットにしたほうが絶対に良かった。巨神兵が溶けるのが早すぎた。」と今でも後悔してるみたいです…

 

3、SNSの力

今や同時期に公開されて世界的大ヒットを遂げた映画「君の名は」を見てもらったら分かるように、

SNSの力は絶大です。

 

 

「君の名は」は当初、新海誠監督は「まー、10億円超えたらいいくらいでしょう。」と軽い気持ちで考えていたのに

248億円を超えるメガヒットで、日本映画興行収入ランキング4位(日本映画のみに絞ると、千と千尋の神隠しに次ぐ2位)というとんでもないほどのヒットになりました!

(一番驚いてるのは新海誠監督本人でしょう笑)

 

あれも宣伝を上手く取り込んで、観客に興味を持たせて、
その人がSNSに絶賛した内容を書き込み、それを見た人が興味を持って映画館に足を運び、
再び同じことをするのを延々と繰り返し続けた結果こうなりました。

 

「シン・ゴジラ」でも同じ方法が使われたからこそ、
大ヒットを飛ばすことが出来たのです!
(シン・ゴジラの記事なのに他の映画のことばかり書いてすみません…)

 

日本のネット社会の凄さを存分に見せつけた動かない証拠だったのではないでしょうか?

 

  • まとめ

 

つまり、新しいゴジラが作られるという話題性・豪華キャスト&スタッフ・SNSからの口コミ

という3点から「シン・ゴジラ」

日本映画界に残る歴史的大ヒットを残したのです。

 

 

蒲田くんのかわいさも貢献してると思う

 

 

『シン・ゴジラ』の面白さの3つの秘訣

 

1、ゴジラの演出が素晴らしい

本作のゴジラは形態が4段階あることがゴシラの魅力に一役買っています。
当初はこの怪物(蒲田くん)とゴジラが戦うと思ってましたw

これがまた面白く、徐々に大きくなることでより恐怖を煽ります。

(品川くんもかわいい)

 

また実在する日本の地名でゴジラは出てくるので、まるで現実世界でゴジラに襲われているような感覚になるのです。
特に関東に住んでいる人はより感情移入しやすいでしょう。

そしてゴジラの代名詞である放射熱線を口から放出するシーンには、
鳥肌が立ち涙が出て震え上がりました…もう本当言葉では言い表せないくらい凄かったです…!!!

自衛隊が懸命に攻撃するも、全くの無傷で返り討ちに合った時は絶望感が半端なかった…

 

2、現在の日本を見事に描いている

実は本作はゴジラ映画という名の割に、ゴジラはあまり出てきません。

  • それは何故か?

 

 

それは本作がゴジラと人の戦いではなくて、
国を守るために動く政府や自衛隊の様子に重点を置いて作られているからです。

それでも観客を飽きさせないのが本作の凄い所

 

つまり「シン・ゴジラ」は怪獣映画というより災害映画なのです。

(それを考えたら別にゴジラじゃなくてもストーリーは成り立ってたかもしれry)

 

日本は世界でも屈指の地震大国です。

突如現れたゴシラへ対しての政府の対応は、まるで2011年の3.11以降の大地震、津波、原発事故への対応の再現を見ているようでした。

そんな内容から「シン・ゴジラ」は大人向けの映画と言えるでしょう。

 

3、謎がたくさん残っている

私は作品というものは、問題がすべてが解決してしまったら面白くないと思っています。

例えば、映画のラストはハッピーエンドで綺麗に終わらせるより、
「これから先はどうなるんだろう…?」疑問点を残して終わった方が印象に残りやすいと思いませんか?

 

「シン・ゴジラ」はそれを見事にやってのけて

牧教授の正体は一体…?

これからの日本はどうなるのだろうか…?

最後の尻尾の意味は…?

と謎を残したまま本編を終了させました。

(おかげでモヤモヤが消えないですorz)

 

 

『シンゴジラ』は邦画の歴史に名を刻む名作 

 

実は私は本作を観るまで恥ずかしながら「ゴジラ」を一度も観たことがなかったのですが…
映画好きの知人が「あれは日本人なら観ないといけない!!」と言われたので急いで観に行きました(笑)

一言で言うと、大変面白い映画でした!!!

庵野さんらしくアニメ(エヴァ)演出もたくさんありました。

私が印象に残ったのはこの2人!ドラマ「カルテット」で今話題の高橋一生さん、市川実日子さん
どちらもエヴァに出てきそうな、いかにもオタク的キャラでし(おっと、誰か来たようだ)

辛口で言えば、登場人物(この2人を中心に)が早口すぎて聞き取り辛い上に、
画面転換が多く観てて疲れます。

緊迫感を出すための演出と分かるんだけど、追うのが結構大変なんで

DVDやBRで鑑賞される方には字幕を付けることをオススメします

 

 

そして私はこの映画のテーマをゴジラと人の対決ではなく

ゴジラの対処を描いた人間ドラマをメインにしたのが素晴らしいと思いました。

確かにCGはハリウッドの方が圧倒的で、
「GODZILLA(2014年)」ゴジラの戦いのシーンはそちらの方が迫力があって見応えがあります。

しかし、邦画には邦画の良さがあると改めて思いました!

 

 

 

 

とにかく面白いです。

トップクラスの出来であることは間違いないです!

本作は最初にも言った通り初見の方でも楽しめるので、迫力があって面白い映画を観たいという方には是非「シン・ゴジラ」をオススメします!!

 

 ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。




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