諦めたらそこで試合終了!SF名作映画「ガタカ」のあらすじ&感想

      2017/05/07

 

人間は生まれつき平等ではありません。

 

勉強が出来たりスポーツが得意な人もいれば

その逆でどちらも苦手な人もいるわけです。

生まれつき才能の差があって、どんなに努力しても超えることが出来ない。

その漠然とした差は決して埋まることはない。

そのうち、やる前から全てをあきらめるでしょう…

 

 

 

 

 しかしここに1人、最後まで夢をあきらめなかった人物がいた。

その1人の人間の奮闘を描いた物語、それが映画「ガタカ」

 


映画『ガタカ』とは?

 

 あらすじ

 遺伝子操作により、優れた知能と体力と外見を持つ「適正者」が数多く存在する近未来。
知力体力に非常に優れる「適正者」たちは当然、教育課程においても、社会においても優位だった。一方、自然妊娠で生まれた「不適正者」たちは「適正者」に劣る存在で、両者の間には社会レベルでも個人レベルでも大きな隔たりがあった。

 兄ヴィンセントは、「不適正者」として産まれ、弟アントンは「適正者」だった。子供のころから「適正者」の能力を目の当たりにし、どんなに努力しても弟を含め「適正者」たちには決して勝つことが出来なかった。
  そんなヴィンセントが小さな胸に抱いた夢は宇宙飛行士になることだった。しかし、宇宙飛行士は「適正者」のみに許された仕事で、「不適正者」には夢のまた夢、なれる可能性など少しもなかった。

 大人になったヴィンセントはそれでも、決して夢を忘れず、転機が訪れる。DNAブローカーの仲介で、「適正者」の生体IDを入手することができたのだ。
  その「適正者」は元水泳選手ジェローム、金メダル候補だったが事故により脚の自由を失い、選手生命を絶たれたのだった。ヴィンセントはジェロームの生体ID(血液や指紋など)を買い取り、違法な生体偽装をしてジェロームになりすまし、晴れて宇宙局「ガタカ」の局員となった。
  ヴィンセントはたびたび行われる生体認証を切り抜け、数々の訓練でも「適正者」に劣らないよう宇宙飛行士になるのを追いかけて、夢をあきらめずに必死の努力を重ねていく…

「ガタカ」のテーマは才能と努力です。

 

この映画では「適正者」「不適正者」という生まれた時から能力が決まっている運命があります。

 

兄ヴィンセントは不適正者で、弟アントン含め周りはみんな適正者で
能力の差を見せつけられながら生きてきました。

 

だがヴィンセントは、そんな運命(才能)に抗いあきらめずに努力をし続けた。

 

 静かでとても美しい曲。同時に切ない曲でもある。映画音楽の最高峰だと思います。

 


『ガタカ』の3つの魅力

 

 1、感情移入しやすい

人間は誰もが幸せになりたいと思っているでしょう。

 

そのために必要となってくるものが、努力

私たちは夢を叶えるためにひたすら頑張ります。

しかしそんな時に誰もがぶち当たる壁、才能

 

これはいつの時代でも必ず現れる永遠のテーマです。

 

私は兄ヴィンセントが、初めて弟アントンに勝った時の言葉が忘れられません。

「弟と僕の力が、初めて逆転し、
今まで信じていたものが、崩れ去った瞬間だった・・・!
このときから、あらゆる不可能は、消えた・・・。」

 

2、世界観が素晴らしい

本作は未来を描いたSF映画で映像は凄く美しくて神秘的な雰囲気であるが、某漫画みたく「空を自由に飛ぶ」「タイムマシンで過去に戻る」などの未来世界らしい描写は一切出てこない。

 

しかし、だからこそ本作は素晴らしい作品になったと私は思う。

この見事な演出こそが、逆に未来らしさをあまり映さないことで親近感を持つことが出来ます。

 

そして所々で近未来を感じせる描写を入れ『適正者/不適正者』と人類が分けられてる設定を思い出させる、作品全体のバランスが絶妙でした。

 

3、ヴィンセントとジェロームの友情

ヴィンセントとアイリーンと恋愛。ヴィンセントとアントンの兄弟対決。
という風に、この映画には様々な人間ドラマがある。

 

だが1番の見どころは、やはりヴィンセントとジェローム友情関係だろう。

 

 水泳選手として適正者の中でもトップクラスの能力を持つジェローム。
現在は下半身不随で車いす生活をしている。

そこにやってきたヴィンセントという青年は、ジェロームに自分の夢を語りました。
その夢のために適正者と偽ってまで、宇宙飛行士になる夢を果たしたいといいます。

ジェロームも下半身不随となった今、絶望の淵にいました。
そんなジェロームは不適正者のヴィンセントとかかわってから少しずつ心情が変化していきます。

ジェロームは自分の人生を失敗したものと感じていました。

 

しかし
「ヴィンセントなら自分に代わって人生をやり直してくれるかもしれない…」

と思うようになり、

ジェロームはそう確信するようになってヴィンセントの夢に協力していくようになる。

ヴィンセントとジェロームの友情と信頼も本作のテーマになっているんですね。

 


まとめ

 

人間は生まれたときの遺伝子よりも、生きていく環境や学んでいく教育の方が大事と言います。

どんなに才能があっても、努力をしなかったら何も得ることは出来ない。

 

本当に欲しいもの、叶えたい夢があるならば

ヴィンセントのように、私たちも今を頑張りましょう!

 

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。

 

 

 

↓以下重大なネタバレ(ここからは鑑賞してからお読みください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※「ガタカ」屈指の名シーン

努力は必ず報われる。
彼もまたある才能を持つ天才だった。

決してあきらめない熱い心、
自分を信じて努力し続ける才能。




 - 教育, 映画

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