インド版「E.T.」?傑作社会派コメディ映画『PK』のあらすじ&感想

      2017/05/05

 こんにちは。マーフィー(@oa95RePNhwaup1S)と言います(・ω・)ノ

今回紹介する映画は、2014年に公開されたインド映画「PK」

 2009年の映画「きっと、うまくいく」の監督、ラージクマール・ヒラーニと主演のアーミル・カーンが再びタッグを組んだ話題作です。
世界興行収入は100億円を突破し、インド映画の全世界歴代最高興行収入を記録しました。

 

「きっと、うまくいく」は大変素晴らしい出来栄えで、
私の映画人生をさらに豊かにしてくれた傑作映画でした✨

※詳しい詳細はこちらの記事をご覧ください。

見るだけで人生変わる?元気100%出ること間違いなし!インドの傑作映画「きっと、うまくいく」

 

そんな「きっと、うまくいく」の監督&主演のコンビが再タッグを組んだ映画が「PK」です。

 

いやぁー、面白い✨2人の映画にハズレなし、流石です!

 

前作と同じようにインドの映画は、

「コメディタッチからボリウッドの代名詞である歌とダンスの織り交ぜた構成は、日本やアメリカでは真似できない唯一無二の個性」

を持ち合わせています。

 

コメディ映画なのに社会への疑問という深い題材のを組み合わせて作ったら、ラージクマール・ヒラーニ&アーミル・カーンの右に出るものはいないでしょう。

 

そんな「PK」のどの辺りが素晴らしいかを語っていきたいと思います。





映画『PK』とは?

 あらすじ

留学先で悲しい失恋を経験し、今は母国インドでテレビレポーターをするジャグーは、ある日地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男を見かける。

チラシには「神さまが行方不明」の文字。ネタになると踏んだジャグーは、“PK”と呼ばれるその男を取材することに。

「この男は一体何者?なぜ神様を捜してるの?」しかし、彼女がPKから聞いた話はにわかには信じられないものだった―――。

驚くほど世間の常識が一切通用しないPKの純粋な問いかけは、やがて大きな論争を巻き起こし始める。(HPより抜粋)

PKのテーマは神や宗教に対する疑問です。

本作はようするに宇宙人が地球に来て、神や宗教に対する矛盾を指摘していく話です。

おそらく本作は、「きっと、うまくいく」の面白さに感化されて見た人が多いでしょう。
(私もその一人です笑)

「きっと、うまくいく」が若者の教育と成長という日本人にも共感しやすいテーマだったのに比べて

「PK」は宇宙人から見た神や宗教の疑問というテーマは、宗教のない日本人にはちょっと感情移入がしづらいかもしれません。

 

しかし、そんな心配ご無用!

本作も内容では負けない大傑作なので安心してご鑑賞ください!!

 

それにしても、この映画を知って思ったのが

「よく作ったな(゜o゜)!」

宗教心がとても強いインドで、宗教に対する矛盾を突いていく。

そんな内容の映画よっぽど覚悟がないと挑戦出来ませんよ…(; ・`д・´)

 

ボリウッド特有の魅力的な美声と愉快なダンスは、最高の組み合わせですね♪

 

『PK』の3つの魅力

 

1、絶妙な人物設定を描けている

PKの人物設定が絶妙!!

地球の文化を何も知らない彼だからこそ、宗教の矛盾を見抜くことが出来た
んだと思います。

インドに暮らしている人は宗教を信仰するのが当たり前の環境で生きてきたけれど、何も知らないPKは次々と疑問に思ったことを指摘していきます。

ユーモア溢れて思ったことはハッキリ指摘する姿は、見ていて惚れ惚れしくなりますね✨

それにしてもアーミル・カーン若い!このとき49歳なんて信じられません(゜o゜)

筋肉も凄い!!めっちゃマッチョですよねw

 

今作のヒロインであるジャグーもまた華憐で美しいです。

今作はラージクマール・ヒラーニ監督と主演のアーミル・カーン目当てで鑑賞したんですが、

「凄い綺麗な人だなー✨」

と思い、とっても魅力的な彼女に心を奪われました!

熱狂的なヒンドゥー教の信仰の家で生まれた彼女は、家族の反対を押し切ってPKと共に宗教に対する疑問を訴え仕掛けていきます。

彼女の存在と家庭の事情が物語のキーポイントになり、映画をより一層深みを増す役割に貢献しています。

まさに本作のダークホース的存在でした。

 

PKの兄貴分、バイロンも好きなキャラクターです♪

 

2、重いテーマなのに笑いながら見ることが出来る

これが「PK」の最も凄い所だと思います。

上でも少し触れましたが、これは中々出来るものではありません。

 

普通は神や宗教という題材をテーマにしたら、
NHKの教育番組みたいに重く堅苦しくて辛気臭いような話になるでしょう。

 

ワ○ワ○さん「ん?なんか言ったかな?」

 

それを楽しく笑って可笑しく見れるなんて、とんでもない技術ですよホント。

しかも、インドという宗教大国でやってのけたんですから、なおさら凄い

その重いテーマの内容を全く堅苦しくなくコメディ風に面白く作るなんて、
ラージクマール・ヒラーニ監督の腕の凄さが分かります。

 

2本続けて傑作を作るなんて凄すぎますよね(; ・`д・´)

 

PKのキャラクターやコメディタッチに進むストーリー展開、
そして愉快で陽気な音楽が見事に嚙み合った結果

こんなにも素晴らしい神映画が生まれたんでしょうね♪

 

3、神や宗教に対する疑問を見事についている

皆さんも一度は思ったことはありませんか?

「神様や宗教って何のために存在するんだろう?」

 

この世界を創造した神様っていう存在はもしかしたらいるのかもしれません。

人によって様々な宗教を作らり、その創造主が神と崇められている。

ここでPKはふと疑問に思います。
それなら何故困っている人は救われずに、創造主は得をしているのかと。

創造者と信仰者を親子の関係で例えたら、
「親が子どもに対して酷いことを望むわけがない!」とPKは言います。

この矛盾に気づけたのも、先ほど言ったように宇宙人で何も知らないPKだからこそなんですよね。

 

 

ヒンドゥー教の導師タパスヴィーは、
神は人間の生きる希望を持つために存在する」と言います。

これには確かに納得しました。人間はあらゆることを希望を持つことによって成し遂げますからね。

 

それに対してPKは
「神様には2種類ある。一つが世界を作った創造者である神様。
もう一つはあなたが作ったニセ者の神様だ。」

という言葉がお見事でした。
本当の神様なら希望を与えてくれるだけで、持ち物を奪おうとはしません。

 

映画「PK」は、

深いテーマを扱っているのに決して宗教そのものは批判していない、しかも観客に意見を押し付けていない

それが本当に凄いと思いました。

何より宗教の本質を見抜いた強いメッセージ性が伝わって来ました。

 

↓(以下ネタバレあり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この映画のもう一つのテーマであるかけ間違い
このテーマの伏線の貼り方や、ストーリー展開がとてもよく出来ていました。
(2種類の神から本物を暴いたときもかけ間違いが生きていましたよね)

 

PKは自分に親切で一緒にいてくれるジャグーに、次第に恋心を抱いていきます。

しかし、ジャグーはまだ別れた恋人のことを思っていることを知ります。

そんなジャグーのことを思ったPKは、別れた原因が実は誤解かけ間違いから生じるものだったことを暴き、2人は無事結ばれることになります。

この映画のもう一つのかけ間違いが一本のストーリーにつながる伏線だったんですよね。

PKが何よりも欲しがっていたリモコンが、
自分の元に帰って来た時に2番目になっていた時のPKの表情が忘れられません(´;ω;`)

 

映画で使用された曲で一番好きでした。

 

まとめ

 

前半は状況説明とPKが地球の文化を学んでいく過程でほとんど尺を占めているので、正直言って結構退屈するところもありました。

けれどもそんな心配はご無用!後半から面白さがどんどん加速していきます!!

前半はゆったりして、後半は全速力という

まるでジェットコースターみたいな映画でしたε=ε=ε=┏(゚ロ゚;)┛笑

 

 

本作を見て思った感想は、宗教に限らず人って何を信じるかで人生って変わるんですね。

今悩んでいたり、迷いがあったり、信じるものがない、または何かを信じたいと思っている人に

映画「PK」を自信を持ってオススメします!

あなたの価値観が変わることは間違いない!!

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。



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