SF映画の金字塔「ブレードランナー」のあらすじ&感想

      2017/05/10

今回紹介するのは、1982年に公開された映画「ブレードランナー」

SF映画の金字塔として、サイバーパンク作品の始まりとして名高い映画です。

 

 私も本作の大ファンで(*”▽”)、映像美、ストーリー、キャラクターなど全部大好きで、SF映画の屈指の出来だと思います✨

 

 

そしてなんと!

SF映画の金字塔の続編、新作「ブレードランナー 2049」が公開されることが決定しました。

ちなみに日本での公開日が2017年10月27日です。

 

そこで今回は前作のおさらいとして、

初見の人にも分かりやすく映画「ブレードランナー」の解説をしていきたいと思います。

 


映画『ブレードランナー』とは?

あらすじ

 2019年、環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。

宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、過酷な奴隷労働に従事していた。

レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられた。

しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発して、人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たなかった。

そして、地球に来たレプリカントを処分するために結成されたのが専任捜査官ブレードランナーであった…

「ブレードランナー」のテーマは人間の定義とは何か?です

 

人間のように作られたレプリカント

力も頭脳も人間を超えており、人間と同じように感情、心がある。

そんなレプリカントは人間と何が違うのか?

 

 

レプリカントはいつもその悩みを抱えて生きていた。

レプリカントの心情を考えると切なくてたまりません…

 

そんなレプリカントの心こそが本作の最大のテーマです。

 


 

『ブレードランナー』の4つの魅力

 

1、世界観が美しすぎる

荒廃した未来都市の姿にはまさに圧巻の一言です。

その圧倒的な映像美には私も虜になりました。

 

「ブレードランナー」が持つ独特の世界観は、まさにサイバーパンクの始まりとも言えるでしょう。

 

また本作を制作したリドリー・スコット監督は大変な日本好きで、

映画本編を見ていたら、日本料理、日本語の看板、日本語での台詞など

日本文化をたくさん取り入れている様子から良く分かります。

 

日本の作品でも、『AKIRA』『攻殻機動隊』を見たら分かるようにその世界観が反映されています。

特に攻殻機動隊なんて、内容もまんまブレードランナーだし笑

 

2、ロイ・バッティの圧倒的な存在感

本作最大の魅力は、ルトガー・ハウアー演じるレプリカントのリーダー

ロイ・バッティの存在でしょう。

その圧倒的なカリスマ性と、魅力あふれる言葉・仕草は観客の心を鷲掴みにします。

 

レプリカントの4年しか生きられないという悲しい運命を背負ってもなお、

なんとか生き延びる方法はないのかと模索し続け生き続けようとした彼の姿には、

私も心を奪われました。

 

このロイ・バッティの存在こそが、映画「ブレードランナー」を支えている軸と言っても過言ではないでしょう。

 

~ロイ・バッティの名言~

 「俺はお前たち人間には信じられない光景を見てきた。オリオン座の近くで炎を上げる戦闘艦。暗黒に沈むタンホイザー・ゲートのそばで瞬くCビーム。そういった記憶も時と共に消えるのだ。雨の中の涙のようにな。俺も死ぬ時が来た。」

 

 3、3つのバージョン

映画は公開された後に、追加要素を入れた完全版が出ることは珍しくありません。

しかし、「ブレードランナー」は5つもバージョンがある大変珍しい映画となっています。

 

今回は1982年版の3つをひとくくりにして、大まかに3つ分けて説明しようと思います。

 

オリジナル劇場公開版【1982年】

1982年、リサーチ試写版で不評だった点を改善し、一般受けを良くしようとした劇場公開版。

ハリソン・フォードのヴォイス・オーバーによるナレーションの追加およびエンディングのハッピーエンド化などを行った。最終シーンの空中撮影は、スタンリー・キューブリックの『シャイニング』から、オープニングの別テイクを持ってきたものでもある。

 

ディレクターズ・カット版(最終版)【1992年】

 1992年、公開10周年を記念し再編集されたバージョン。

最初の劇場公開後、本作はしだいに評価を高め、「サイバーパンクもの」の原典としての地位を確立した。と同時に、スコットが本来意図した『ブレードランナー』を見たいという要望が高まり、ワーナーはスコットに再び本作の再編集を依頼。スコットも機が熟したと考え、これを了承した。

リサーチ試写版に近いものになっているが、以前の版では使用されなかった「デッカードが見るユニコーンの夢」のシーンが追加された。またラストシーンも、未来はどうなるか分からないという暗雲な終わり方に変更されている。
 

 

ファイナル・カット版【2007年】

2007年、公開25周年を記念し、再びリドリー自身の総指揮によって編集されたバージョン。

特撮シーンは、これまで「幻の高画質の特撮シーン」とされていたものが使用され鮮明なイメージになっている。細かい撮影ミスの修正、またデジタルによる素材レベルのブラッシュアップも行い、高画質の視聴にも耐えうるクオリティになっている。

このほか、従来ワークプリント版にのみ存在していたアイスホッケーマスクを着けて踊る女達のシーンや、完全版でのみ見られた暴力シーンも復活している。

 

など3つのバージョンが存在します。

とは言っても最後のシーンが変わっていたり、カットしたり追加シーンを挿入したりなど以外は特に変わっていないんですが、それでもまるで別の映画のように感じるのが本作の面白いところです。

 

しかし、リドリー・スコット監督が本来頭の中で描いていた構想が、ディレクターズカット版、およびファイナルカット版なんですよね。

 

ちなみに私はファイナルカット版が、映像が綺麗でストーリー展開も一番好きです♪

 

4、デッカードの正体

映画「シン・ゴジラ」の時も言いましたけど、

私は作品とは本編の謎がすべて解決したら面白くないと思っています。

※詳細は以下にあります。

日本のゴジラが帰って来た!映画「シン・ゴジラ」をおすすめする3つの理由

 

本作でもその謎を残したまま、本編を終了しています。

 

それが本作最大の謎である、主人公デッカードの正体です。

 

デッカードは人間なのか?

レプリカントなのか?

 

これはファンたちの間では、絶えず討論が行われている永遠の謎でもあります。

 

↓以下ネタバレあります。(本作をご視聴されてから見ることをオススメします。)

 

 

 

 

 

 

  • レプリカントである理由

リドリー・スコット監督は「デッカード=レプリカント」というアイディアを気に入っていて、それを示す表現するためディレクターズ・カット版にて「デッカードが見るユニコーンの夢」が追加されたのである。

レプリカントは、人間に記憶を埋め込まれて作られた存在です。ラストシーンでガフがユニコーンの折り紙をレイチェルの潜伏先に置いていたのは、デッカードの記憶を知っているからこその行動でした。

ラストシーンの「ガフが作ったユニコーンの折り紙」と結びつく事によって「デッカード=レプリカント」の可能性を秘めているのです。

 

  • 人間である理由

 主人公であるデッカードは、レプリカントたちの卓越した能力に比べると、終始ひ弱な姿です。

 『ブレード・ランナー』という職業なのに、女性のレプリカントを2人射殺しただけで(うち一人は背後から射殺)、レプリカントたちに成すすべもなく、最後ロイ・バッティにはまるで歯が立たない上、命を助けられるという始末である。

奴隷としてこき使っていたはずのレプリカントの能力に、人間の無力さを描くことによって、デッカードの人間である根拠になっているのでしょう。

 

 

私は、デッカードはレプリカント派です。

人間らしい部分も実はそういうプログラムとして作られたとして、人間味のあるレプリカントと考えたら面白いじゃないですか(∩´∀`)∩笑

ロイがデッカードを助けたのも、自分の魂を同じレプリカントのデッカードに託したかったのかもしれません。

(または、人間と思ってロイが気づけないほど、デッカードは高性能レプリカントだったと考えても面白い)

 

 

だけど、人間にしろ、レプリカントにしろ、最後のユニコーンの折り紙のシーンから、2人の居場所はバレているという意味を指しており、

 

それでもデッカードはレイチェルと共に生きる覚悟を持ち、未来を突き進むことを決めました。

 

そして今度は追うものから、追われる立場に…

 

 

 

~おまけ~

「ブレードランナー」屈指の迷シーンですよ()

 

映画『ブレードランナー2049』&まとめ

 

あらすじ

前作から30年後の2049年。ライアン・ゴズリング演じる役はロサンゼルス警察局のブレードランナー。

彼はレプリカント世界を転覆させてしまうような秘密を暴き、それを止めようと行動に出ていった。

そして助けを求めるために消息不明の元ブレードランナー、リック・デッカードを探す旅に出るのであった…

 

 1982年の映画「ブレードランナー」の続編。前作で描かれた2019年から30年後の2049年が舞台です。

 

いや~、どうなるのか楽しみですね。

新たなるレプリカント、そしてその野望、世界は一体どうなるのか?

など気になる要素が盛り沢山です♪

 

他にもブレードランナーのファンの一人としては、あの後デッカードとレイチェルがどうなったのか?タイレル社の背景に潜めている謎があったり、とか気になる要素がたくさんあります✨

 

以上、映画「ブレードランナー」についての詳細でした!

 

 ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。

 

 

早く見たい~待ち遠しい~(;´Д`)

 

 

 

は、はい(´・ω・`)

 

 


 

 

 - 映画

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