ギャンブル漫画の伝説!福本伸行のおすすめ傑作漫画5選を紹介
2017/05/09

ギャンブル漫画界の生ける伝説こと福本伸行
福本漫画の魅力は、彼独自の味である緻密な心理描写・強烈な人物描写に長けている内容
そして何より一度見たら忘れることが出来ない
常人とはケタが違う圧倒的な肩幅
ピノキオもびっくりな尖りっ斬った鼻
時には狂気ともなる鋭利な刃物のようなアゴ
( ゚Д゚)「節子!最後の福本漫画ちゃうで!」
という風になんとも個性豊かなキャラクターが登場する漫画、それが福本漫画です。
私もこの福本ワールドには魅了されて、一時期死ぬほどハマってた時期がありましたw
福本伸行と言ったら以前書いた「中間管理録トネガワ」でも言ったように
【漫画】2017年このマンガがすごい1位!「中間管理録トネガワ」の面白さとは?
『カイジ』
『アカギ』
の2作品が最も有名だと思います。
しかし、「カイジ」「アカギ」以外でも福本伸行の魅力が詰まった名作が沢山ある。
そこで今回は、「カイジ」アカギ」以外での
「福本伸行のおすすめ傑作漫画5選」を紹介したいと思います。
目次
第5位 賭博覇王伝 零
通称「綺麗なカイジ」
少年漫画誌である『週刊少年マガジン』での連載と言う事もあり、
暴力表現はやや抑え気味になっている…?
(どの辺が抑え気味だったのか僕にはよく分かりませんでした)
福本漫画の持ち味のギャンブルというより、クイズを解く謎解きがメインの物語です。
「カイジ」「アカギ」みたいにルールを知らなくても分かりやすい内容で
一話一話が短く、テンポが良くてとても見やすくなっています。
全8巻なので気軽に見やすくてオススメ♪
第4位 無頼伝 涯
福本伸行版「監獄学園」
冤罪によって捕まり、施設に放り込まれた中学生「涯」が
自分の無実を晴らすため奮闘する物語
これがまたハラハラドキドキの連続で面白い(*”▽”)
打ち切りなのが信じられないくらいです。
(描写が少年史にしては過激過ぎたせいなんじゃry)
流れるように見れるので、この面白さを味わうためには全巻一気読みがオススメです。
孤立したいんだ…!
第3位 天 天和通りの快男児
福本伸行の名を広めた出世作
この漫画に出てくる老赤木しげるが爆発的な人気が出て
スピンオフ作品として作られたのが「アカギ」です。
主なストーリー構成は、
1~3巻「人情もの」
4~15巻「ギャンブル」
16~18巻「哲学」
となっています。
特に16巻以降の通夜編は目に見はるものがあり、自分の生き方について深く考えさせられます。
「天」に出てくる準主人公ひろゆきは、自分の麻雀の実力の限界を知って
麻雀から足を洗い半分死んだような感覚で生きていました。
そのひろゆきに対して、赤木しげるが放った言葉を私は忘れることが出来ません。
「いいじゃないか…!三流で…!熱い三流なら上等よ……!」
人生で最も恐ろしいことは敗北ではなくて、
熱を失って勝負をしないことだと、ひろゆきに教えてくた一言。
毎日を退屈に生きていて、情熱を失った人にこそ読んで欲しい作品です。
特に16~18巻だけでも話に入り込めるのでおすすめします。
※ファンによって作られた圧倒的ハイクオリティMAD
第2位 銀と金
福本伸行最高傑作との呼び声も高い作品
裏社会に生きる男たちの生き様を描いた物語です。
これがまたとてつもなく面白い
圧倒的な心理描写、テンポ良く進む展開、個性的なキャラクター
そして切ないヒューマンストーリー…
全てが完璧な漫画。
「カイジ」「アカギ」より知名度は劣りますが、間違いなく内容の面白さは2作品を超えています。
福本漫画を語るには欠かせない1作♪
※最近ドラマ化もされました
第1位 最強伝説黒沢
福本漫画の原点「人情ストーリー」を書いた作品
タイトルでは最強伝説とおこがましく書かれていますが、
内容はただおっさんが奮闘しているだけです。
- それなのに何故面白いのか?
それは、主人公・黒沢が何も気づき挙げて来なかった自分の人生に絶望して
そこで火が付き、地から這いあがろうと奮闘する姿が、見ていると
感情を揺さぶられるものがあるからです。
本作、読み手によって見方がまるで変ってくる作品であり
「どうしてこんなにも困っているんだろう?」
という人もいれば
「ああ…分かる…こういうことよくあるよね…」
と共感出来る人もいると思います。
黒沢さんの不器用だけど必死に生きようとする姿は心に響くものがあります。
特に最終巻は涙なしに見られません(´;ω;`)ウゥゥ
まとめ
以上、福本伸行のおすすめ傑作漫画5選でした。
いかがでしたでしょうか?
初見で絵柄だけ見ると、敬遠する人も多いと思います。
が!
一回ハマると抜け出せなくなるものを秘めているのもまた福本漫画の魅力。
(現に私も抜け出せなくなりましたw)
福本伸行さんの作品は、
どれも人生に多大な影響を及ぼすものばかりなので
未見の方にも自信を持ってオススメします!!
ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。
それにしても福本さん
そろそろ本気を出そうよ…
「アカギ」も初期は名作だったのに、どうしてこうなった