男なら黙って観るべし!映画「グラン・トリノ」のあらすじ&感想

   

 

 

男の人生は、最後で決まる。

クリント・イーストウッド最高傑作ココに存リ

 

 
今回紹介するのは、2008年に公開された映画「グラン・トリノ」です。

監督・プロデューサー・主演という美味しい役職を、3つも持って行った人物

 

クリント・イーストウッド

 

それを全てこなせるというのが流石の腕前

 

恥ずかしながら、私はクリント・イーストウッド監督の作品は

主演及び監督作品、そのどちらも見たことがなく

 

それどころか、私の中でクリント・イーストウッドとは

かの有名な映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、

主人公マーティーが西部劇の格好をして、クリント・イーストウッドの名前を名乗ってたことから

 

「西部劇映画の人かー(*‘∀‘)」

 

くらいの認識しかありませんでした(汗)

 

そんな浅はかな考えも、この映画を見ると180度変わった。

 

「クリント・イーストウッドすげぇ…( ゚Д゚)
ここまでの名作を作れるなんて
、あんた神かよ!」

 

と感激して、心が震え上がりました…

 

そこで今回は、映画「グラン・トリノ」が傑作である3つの理由を考察していきたいと思います。

 

 


 

映画『グラン・トリノ』とは?

あらすじ

孤独な老人ウォルト・コワルスキーは、愛車グラン・トリノと共に、デトロイトで隠居暮らしを続けていた。

頑固な性格から息子から一緒に住もうと言われても、断固拒否して愛想を尽かれていた。

そんなある日、ギャングにそそのかれた少年・タオが彼の家に、愛車を狙って忍び込むが、ウォルトの構えた銃の前に逃げ去っていく。

なりゆきで、タオや姉スーを不良達から救い、スーにホームパーティーに招かれ、歓待してくれた彼ら家族の温かさに感じる。

その後、タオに仕事を世話して一人前の男にさせることを頼まれる。仕事によって成長していくタオの姿を見て考え方が変わっていくウォルト。

ウォルトはタオを一人前に育てあげることを決意し、タオは次第に自分に自信をつけていく…

「グラン・トリノ」のテーマは選択と生き様です。

 

気難しいて頑固者な性格をした孤独の老人・ウォルトと、

ギャングにそそのかれ生き方を見失ってる少年・タオの交流を描いた友情物語。

 

戦争から帰還した元軍兵ウォルトは、戦争で自分の犯した罪から、

罪悪感を感じて誰とも関わろうとせずに愛車「グラン・トリノ」と共に暮らしていた。

更には、近所付き合いなんて面倒くさいものと決めつけ、

近隣に住みアジア人を馬鹿にしている一面すらあったほどです。

 

しかし、タオやスーと関わるうちにウォルトは考えが変わっていき、

本当の家族のような関係性になっていく…

だが、同じくして、ギャングとの抗争は次第に激しさを増していきます。

 

果たして、ウォルトが最後に出した選択とは…?

 

 

映画「グラン・トリノ」はクリント・イーストウッド監督の生き方・魂が注ぎ込まれていて

彼自身のすべてが詰まった、集大成とも言える作品です。

 

『グラン・トリノ』の3つの魅力

 

1、ウォルトがとにかくカッコいい

この映画は、クリント・イーストウッド演じるウォルト・コワルスキーがとにかくカッコいいです!

頑固ながらで周りから気難しいと思われながらも

自分の信念をもって生きていて、それを誇りに思っています。

 

同時に、自分の過ち・弱さも理解している。

 

そんなウォルトが、教会で神父と話す内容がとても印象に残っています。

 

ウォルトは過去に自分の犯した罪を

「戦争で命令もされずに、敵兵を殺害した。それを一生忘れることが出来ない。」

と、告白しました。

 

それに対して神父は

 「過去に過ちを犯して自分を許すことが出来ない。
幸せもなく安らぎもない」

「心のその重荷を少し軽くしてみては?」

「戦争は知らない世界だが、赦しは知っている。」

と答えました。

 

私が最も好きなシーンの一つです。

 

ウォルトは神父の答えを頭の片隅に入れながら、

タオ家と関わることで自分を赦すことを学んでいきます。

 

これはクリント・イーストウッド監督からの

「人生に早い、遅いなどない。いつからでも学び、成長することが出来る」

という強いメッセージ性が感じられました。

 

2、人間の成長の瞬間に惹かれる

この映画には、2人の成長の瞬間が描かれています。

 

1人は、モン族の少年・タオ

従兄からギャングへの勧誘を断り切れずにいて、生き方を見失っていました。

そんな時に、老人ウォルトと出会い、彼と一緒に行動を共にしていく内に

タオは自分に自信をつけて、人間的に成長していきます。

 

そしてもう一人は、本作の主人公・ウォルト

タオと会う以前のウォルトは、頑固で自分の言ったことは曲げない頑固爺でした。

しかし、タオ家と関わっていくうちに、タオ家の優しさと純粋な気持ちに惹かれて

人間の心の温かみを知るようになっていく…

 

タオを救っているように見えたウォルト自身も、タオとその家族に救われていたんですよね。

 

これぞ

「お互いがお互いを支え合って生きていく」

という人間の素晴らしさを示しています。

 

自分を許せずにいて、自分の人生を見失っていたウォルト

自分の人生の進め方が分からなかったタオ

 

映画のキャッチコピーである

  「“俺は迷っていた。人生の締めくくりを”
“少年は知らなかった、人生の始め方を”」

を見事に表していました。

 

全く違うような2人は、実は根っこの部分が似ていたからこそ

惹かれ合ったのかもしれませんね。

 

3、心に残る、素晴らしいストーリー

 

この映画はストーリーが大変よく出来ています。

「映画は、ストーリーで8割決まる」と巨匠・黒澤明監督が名言を残していますが

それを見事に成し遂げたのが、

映画「グラン・トリノ」が傑作である要因だと思います。

 

1と2でも書いたように、

まず登場人物の背景、人間描写が素晴らしいです。

 

私は映画とは、ストーリー展開と登場人物の心理描写を求めて鑑賞するんですが

本作は、そのどちらも完成度がずば抜けて高かったです!

 

ウォルトとタオの友情、成長、感動

胸が熱くなり、心が振るわされました。

 

 

~以下重大なネタバレあり~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォルトが最後に選んだ選択は、

 

「この上ない最高の選択だった」

 

と、私は思いました。

 

神父の言葉、タオ家の人々とのふれあいから

ウォルトは人間の心を学び、本当の意味での「赦し」の方法を得た。

 

それは、家族、神父、タオ家、従兄にとっても、

そしてウォルト自身にとっても最高の選択だったと…

 

最後の海のシーンは爽快で、とても美しいシーンでした。

ウォルトの愛車「グラン・トリノ」は、まさに彼の魂そのものです。

 

その愛車を受け継いでタオ

そんなタオに対して、ウォルトは

 

「いつまでも見守っているよ。」

 

と言っているように見えました。

 

そしてウォルトの魂は、タオへと受け継がれていく…

 

 

 

~終~

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

私は、この映画を見たとき

しばらく衝撃で席を立つことが出来ませんでした。

 

まさに、男の生きざまを描いた作品

 

「グラン・トリノ」はクリント・イーストウッド監督の魂そのものに見え、

彼のこれまでの俳優人生に幕を下ろすという意味でも、作られた映画だったんでしょうね。

 

私は、

「クリント・イーストウッド監督の映画でおすすめある?」

と聞かれたら、絶対にこの映画をおすすめします。

 

皆さんも良かったら是非、映画「グラン・トリノ」をご鑑賞ください♪

以上、映画「グラン・トリノ」が傑作である3つの理由でした!

 

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。

 




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